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インプラント手術は比較的大きい手術ですので、痛みを抑える麻酔の他に、患者が緊張しすぎないように静脈内鎮静法と呼ばれる麻酔を併用することがあります。
緊張によってパニックを起こす恐れがある場合や、えづいてしまう場合、恐怖心から手術に支障が出ると判断された場合に使用されます。

点滴で麻酔が入れられ、段々とうたた寝するようなリラックスした気持ちになれる麻酔です。全身麻酔とは異なり、朧げながらも意識はちゃんとあるため呼吸も自分でできますし、呼びかけにも答えることができます。
さらに健忘効果がある麻酔のため、量にもよりますが手術中に何があったかはほとんど覚えていません。そのため術中だけでなく術後にも恐怖心を抱くことはなく過ごせます。

インプラント治療を安全に行うために有効な静脈内鎮静法ですが、いくつか気をつけるべきこともあります。
まず、静脈内鎮静法を希望しても、誰もが使用できるわけではないことです。一部の全身疾患がある方や、口を大きく開けられない、太りすぎているというような理由から自発呼吸が難しいと判断された場合、妊娠中の方、アレルギーなどを起こしたことのある方はできない可能性があります。
また、静脈内鎮静法により意識が呆然としていますので、治療が終わったからといってすぐに帰宅することができません。意識がはっきりするまで1時間〜3時間ほど休む必要があります。
帰宅する場合も当日は自動車やバイク、自転車の運転は禁止されます。意識がはっきりしていても、普段より認知機能が一時的に低下している可能性があるため、一人で歩いて帰るのも危ないとされています。できることならば、付き添いの方がいると安心です。

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